幸せストーリー/保護犬猫との癒わんらいふvol.7🐶🐱

第7話は、埼玉県にお住まいの ゆっこさんご家族と元保護猫ちゃんズとの癒にゃんらいふ🐱🐱をご紹介します❣️
元保護猫のむ〜んちゃんとびびちゃんは、2020年8月現在 推定4歳3ヶ月の女の子。
埼玉県で ゆっこさん、ご主人、お二人のお子様と一緒に暮らしています。
ゆっこさんご家族と2匹の保護猫ちゃん。
出会いからの現在までをお話いただきました。
そして今回は、外で暮らしていたむ〜んちゃんの保護主であるTさんからも貴重なお話を伺いました。
Tさんは長年、精力的にTNR活動をされています。
それでは、幸せな癒にゃんらいふ、どうぞお楽しみください。
里親になろうと思ったきっかけ
子供達が中学生になった辺りから、里親になりたい思いがありました。
里親になることへの関心を持ったきっかけは、職場の友人が保護活動をしていると知った事です。
その友人から、保護猫のサイトもある事を聞きました。
様々な理由で保護された子達をサイトで知ってからは、家族に迎え入れたい気持ちがさらに強まりました。
保護猫とお見合い
む〜んとの出会いは忘れもしない2017年3月19日。
『ネコジルシ』という保護猫のサイトで知り合った方から、保護主のTさんをご紹介いただきました。
Tさん、『ネコジルシ』で知り合った方、む〜ん、そして我が家4人でお見合いをし、その半月後にTさんがむ〜んを我が家へ連れていらしてくれました。
その日から、む〜んが家族の一員になりました!
家族の変化
む〜んが来てから、当時高校2年の娘、中学3年の息子も、リビングでみんなで過ごす時間が増えました。
共働きで平日は掃除らしいことも少ししか出来ていなかった私も、毎朝掃除してから仕事に向かうようになりました。
家族全員む〜んに癒され、む〜んのおかげで家族の絆が深まった感じがします。
保護猫とのもう一つの出会い
む〜んが家族になってから10ヶ月後。
ご縁があり、同じ年齢の保護猫びびを家族に迎えました。
こうして私たち家族は2匹の保護猫の里親になりました。
里親になるという事はその子の命のバトンを引き受けるわけですから、ちゃんとした覚悟が必要だと思います。
可愛いから飼うというより、この子を幸せにする・・・一緒に幸せになる・・・そんな思いを私は持っています。
む〜んとびびを家族に迎え、こうした思いがいっそう強くなりました。
猫達の癒しの力
む〜んとびびと一緒に暮らす様になってから、2にゃんにはいつも癒されています。
私は職場が近い為お昼休みは自宅に帰ってきているのですが、その時に猫達の顔を見てちょっと撫でるだけでも仕事のストレスが吹き飛びます!
夜は私の布団で寝ている2匹の、グルグルと鳴る喉の音やぬくもりに癒されながら眠りにつきます。
土日にちょっと寝坊してしまったときなどは、枕元でご飯のおねだりで甘噛みしてくるのにも癒されます。
自宅で夜パソコンやミシンで作業していると、肩に両手でしがみついて『ま〜まっ』と言い(そう聞こえちゃいます)、これまた癒されます。
挙げると『癒し』ってきりがないぐらいあります。
存在自体が癒しなんです。
保護猫たちが思い出させてくれた事
保護主さんが我が家にむ〜んを連れていらしてくださった時の言葉を、今も常に心がけています。
『ゆっくり瞬きをして話しかけてあげて』
私がそうすると、む〜んもゆ〜っくり瞬きを返してくれ、一生懸命話かけてくるようになりました。
動物は人間の表情や態度も合わせて、言葉や想いを理解できると思います。
動物の悲しい出来事が少しでも減るように日々願っています。
我が家のむ〜んとびびは、いつも一緒にお昼寝したり遊んだり、お互い頭をペシッとしたりして、とても仲良くしています。
これからももっと2にゃんが幸せになるように、家族みんなで過ごせたらなぁと思っています。
保護猫に出会えた事で、日々に流されて忘れてしまいがちな大切な事や優しさを思い直す事が出来ました。
人も猫たちも、日々成長していると感じています。
☆保護主Tさんより☆
まだまだ小さかったあの姿を見つけてから、とてもとても心配でした。
団地の駐車場をうろつき、平気で車の下に隠れたりして、全く怖さを理解していませんでしたから。
団地の駐車場は私の家から徒歩で15分程かかる所にありましたが、頑張って捕獲器を持って通いました。
でもあの子は捕獲器には絶対に入らない…。
だからと言って諦める訳にはいかず、ある方法でやっと保護できたときには本当にホッとしました。(方法は悪用されたらいけないので伏せておきます。)
この時、ほぼ同時に8匹の猫を保護してしまい、本当に大変でした。
でも、む〜んちゃんの物おじしない天真爛漫な可愛さには癒されました。
正直、ずっと我が家に居てもらいたいくらいの可愛さ!
私の娘たちも同じ思いだった様で、里親さんが決まったときは「行っちゃうのか~💧」と寂しがっていました。
けれど、我が家にずっと居てもらうことは出来ないのです。
どの子も可愛いさは同じですが、病気や怪我をしている子、人に馴れなくて攻撃的な子…そんな子を我が家で保護するには、可愛い穏やかな子は譲渡しなければなりません。
どの子も数日手元に居ただけで我が子の様になってしまい、私はいつも別れが辛いです。
ですが、む~んちゃんの様に愛情溢れるお宅に引き取られれば充分に愛してもらえますし、その方が絶対に幸せだと思うのです。
む~んちゃんはゆっこさんのおうちに行くために生まれてきた様な子です。
この小さな命を迎え入れてくれる里親さんが居てくださるからこそ、私はまた新たな子を助けることができます。
心から感謝しています。
本当は、助けなければならない子がいなくなるのが一番です。
それを目標に、私はこれからも出来ることを続けていきます。
編集後記
職場のお友達が保護活動をしていると知った事から、里親になる事に関心を持たれたゆっこさん。
人に伝える事の大切さを改めて感じました。
そこからご縁が生まれることもあるのだから。
甘えるむ〜んちゃんとびびちゃんに癒されているゆっこさんの様子を読んでいたら、こちらまで癒されて眠くなってしまいました😊
可愛くて可愛くて仕方がない、ゆっこさんの溢れんばかりの愛情が伝わってきます。
ゆっこさんの、『この子を幸せにする・・・一緒に幸せになる・・・』という思いは確実に実現されていますね!
そしてTNR活動をされている保護主のTさんには、今回貴重なお話をしていただきました。
Tさんは活動を続ける中で、守ろうとしていた命が目の前で消えて行ったり、理不尽なことに苦労したりしつつ、それでももう何年も、愛情を持って本当に精力的に外猫さんたちを保護し、守っています。
そんな思いをして保護した子なら尚更、手元においた子は可愛くて手放したくないと思います。
でも、その子を里親さんの元へ送り出すことで、また別の命を守ることができるのですね。
多くの保護施設でも、一匹(一頭)を里親さんに送り出せば、そのぶん新たな一匹(一頭)を保護することができるようになります。
ということは、里親さんになった方は、ご自身が迎え入れた子の命を守るだけでなく、保護主さんや保護施設が新たに預かる子の命も守っているのです!
里親さん、保護活動をされている方、預かりさん、お世話をされている方、協力してくださる獣医さん等々、本当に感謝いたします!
人と人以外の生き物との関わりに置いて、何が一番幸せなのか、本当のところは私には解りません。
けれど、む〜んちゃんやびびちゃんはもちろん、これまで幸せストーリーに登場してくれた子たちの様子を見ると、人の側で守られ、可愛がられて暮らしている子はやっぱり幸せそうだと感じるのです。
編集/ちこ
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
癒わんらいふでは、元保護犬・保護猫さんとご家族のお話を募集しています。
お話をお寄せくださる方は、コメント欄よりご連絡ください。
「幸せストーリー」が、ワンちゃんネコちゃんとの新しい幸せ家族誕生のきっかけになることを願い、ご紹介して参ります。
・・・・・・・・・・・・・・・・・・
癒わんらいふ公式LINE@にお友達追加で、保護犬・保護猫さんに関するいろいろな情報をお届けします❣️
LINE@登録はこちら
可愛いくて楽しいInstagramもやってます🐶🐱❤️
LEAVE A REPLY