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世界基準のドッグトレーニング⑤

以前、筆者が ある犬猫の保護施設に初めてボランティアに行った時のことです。
その施設の代表から「保護犬は基本的に家庭犬とは違うから、そこは気を付けて」と言われました。

『何が違うか』『何に気をつけるか』…?

今回は、保護犬について、家庭犬との違いを[ドッグトレーニングWithPaw]の中島由里子さんにお聞きしました。

保護犬とは・家庭犬とは

保護犬とは、様々な事情で保護施設に来たワンちゃんたちです。

飼い主さんに事情あって飼えなくなり、手放されたワンコ。
身勝手な飼い主さんに捨てられて、野良犬となってしまったワンコ。
多頭飼いが崩壊し、保護されたワンコ…等々。

震災や豪雨などの被害に遭い、不幸にも飼い主さんが亡くなってしまい、引き取り手の居なくなったワンコたちもいます。
大きな自然災害のあった地域では、そういったやむを得ない事情で施設に引き取られる場合もあるでしょう。

一方家庭犬とは、ペットショップやブリーダーさんから仔犬のうちに購入し、家庭で飼われているワンコたちの事を言います。

保護犬と家庭犬。
一緒に暮らす上でどのような違いがあるのでしょうか。

保護犬と家庭犬の違い

まず、保護犬の場合は保護されてきた経緯も年齢も様々です。

元々は家庭犬として可愛がられていたワンコの場合は、人慣れもしていて愛情に飢えているので、人を見ると尻尾を振ってすり寄ってくるコも多いかもしれません。

ですが、何らかの事情があり…それは虐待であるのか、飼育放棄でケージにずっと閉じ込められていたのか、はたまた野犬になっていたところを保護されたのか…にもよりますが、人間不信になっているワンコたちもいます。

人を怖がったり、人の愛情を知らずに育ってきて人慣れしていなかったり、怖い思いをして心に傷を負っているコもいるでしょう。

そんなワンコたちは一般の家庭犬とは違い、引き取ってすぐに普通に人との生活を送る事ができない場合もあります。

普通に飼われているワンちゃんと同じように接しようとしたら、唸って噛み付いてきたり、触ろうとすると怖がって震えたり。
人にリードで繋がれてお散歩すらした事がないコもいるようです。

そういうコたちにはリハビリが必要です。

保護犬のリハビリ

問題を抱えている保護犬のリハビリは、まず、人に慣れさせる事から始めなければなりません。

私たちが普通に考えるワンコとのお散歩や、撫でたり遊んだりという行為が、ワンコにとってはとても怖いものになっているかもしれないからです。

動物愛護センターや保護施設でワンちゃんたちの面倒を見ている方々は、保護されているワンコたちが相応しい里親に恵まれて早く新たな生活を送れるよう、日々努力されていると思います。
一日も早く、優しい飼い主さんの元で幸せな犬生を送って欲しいと願っているのです。
その為、毎日のお世話の中で、そのコの状態に合わせて少しずつリハビリをしていると思います。

最近は、保護犬を飼う人も増えてきました。
私の周りにも保護犬を飼っている方が結構いらっしゃいます。
それはとてもいい事だと私は思います。
1頭でも多く、保護施設にいるワンちゃんが救われる事を願うからです。

ただ、保護犬を飼う場合は、先に述べた事情により普通に飼うには少し難しいワンコもいるかもしれませんので、その場合は飼い主さんの日々の努力と忍耐が必須となります。

とは言え、過度にワンコに気を遣う必要はありませんし、可哀想だからと甘やかすのとは違います。

そのワンコの状態をよく理解し、それに合わせたトレーニング(普通のワンちゃんと同じように生活できるレベルにする)が必要なら、トレーニングする努力を惜しまないという意識が必要になります。

そういった意識の高い飼い主さんには本当に頭が下がりますし、また、そういう飼い主さんが増えていく事を望みます。

心に傷を負っているワンコとも信頼関係を築ける

時間はそれなりに掛かりますが、心に傷を負っている保護犬とも信頼関係を築くことはできます!

上記でも触れましたが、人間不信になっているコの心を開くのは簡単ではないでしょう。
どういう経緯でそうなったのか分かりませんが、どうであれ人間のことを怖いと思っていて、人が近付こうとすると逃げようとしたり、怯えたり、唸ってきたり…。
リードを着けるのも一苦労、なんていうワンコもいたりしますよね。

でもこのようなワンコたちにも忍耐強く接すれば、必ず信頼を勝ち取ることができます。

このような状態のワンコに接する時の注意点がいくつかありますので、それを踏まえて接していけば、ワンコは次第に人を信用するようになり、人と一緒に居ることに安心感を覚え、そしてその飼い主さんを信頼してくれるようになっていきます。

飼い主さんには、正しい知識、忍耐、そして深い愛情を持ってワンコに接してあげて欲しいと思っています。

ドッグトレーニング With Paw
(ドッグトレーナー・インストラクター)
中島由里子
神奈川県横浜市青葉区
TEL  070-4444-5199090-2542-5513
※受付時間 9:00〜18:00
E-mail withpaw@gmail.com

 

編集後記

施設の代表から「保護犬は基本的に家庭犬とは違うから、そこは気を付けて」と言われた時、私は何が違うかは代表には聞けませんでした。
でも、ワンちゃんたちのお世話を続けていくうちに、確かに我が家の先代犬や二代目犬と違いがあることが解ってきました。

保護施設には、悲しい目に遭ってしまっただろうに人懐こい子もたくさんいます。
ただ、そんな人懐こさにさえ、心の傷の深さを感じてしまう事もあります。

それとは逆に、怯えた目で部屋の隅にいる子、何か諦めているような子、身を守るために吠え立てたり攻撃的な子…
そんな子もいます。

どの子も元々そういう子だった訳では無いはず。
多くの場合、私たち人間がそうしてしまったのだと思います。

でも!
私たちには、その子たちの心を癒し、笑顔を取り戻す事だってできます。
一頭、一匹でも多く(本音では全て)のワンちゃんネコちゃんが、生涯幸せでいられることを願っています。

ライター/ちこ

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