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世界基準のドッグトレーニング③

世界基準のドッグトレーニング③

ものごとには多くの場合、それを行うのに最も適したタイミングというものがあります。

ドッグトレーニングの最適なタイミングはいつでしょう。
そして、そのタイミング以外にトレーニングを受けるには、どうしたら良いのでしょうか。

今回はトレーニングの受け方について、[ドッグトレーニングWithPaw]の中島由里子さんにお聞きしました。

トレーニングに最適な時期

トレーニングを受ける時期として一番良いのは、やはりパピー(子犬)のうちでしょう。
何故なら、犬種に関わらず パピーは怖いもの知らずで好奇心旺盛です。
何かを覚えるのも早いです。
その時期が、段階を踏んでトレーニングをする理想の時期と言えるでしょう。

では、年を取ってからでは遅いかというと、そんな事はありません。
多少時間はかかりますが、トレーニングをすれば確実に変わります。
そのワンコの性格や、それまでの年月飼い主さんとの関わり方で定着してしまった(悪い)クセにもよりますが、トレーニングする事で変わっていきます。

トレーニングを受ける回数

1回のトレーニングでワンコの行動が改善する事は難しいと思います。
もちろん、そのワンコの問題の程度などにもよりますが、基本的にトレーニングは日を変えて何回か行います。

例えば「引っ張りが強い」のが悩みのワンコが居たとします。
そこで、トレーナーが単独でワンコを連れてお家の周りを一周するとします。
トレーナーは散歩の仕方をわきまえているので、勝手にワンコに引っ張らせません。
すると、多分数回注意したらワンコは引っ張らずにトレーナーの横を歩くようになると思います。

では、そのワンコの引っ張りは1回で治ったのか?というと、そう簡単ではありません。
ワンコを飼い主さんに返して歩いてもらうと、また元の様に引っ張って歩くでしょう。
つまり、飼い主さんがワンコをキチンとコントロール出来なければ、引っ張りは治らないのです。

トレーナーと歩いた時に引っ張らなくても、それは飼い主さんにとっては治った事にはなりません。ワンコは人をよく見ています。
この人とお散歩する時はボク(ワタシ)が歩きたい様にしていいんだ!と思われていれば、すぐに好きに歩こうとします。
その子と一生を共にする飼い主さんの横を毎日引っ張らずに歩く事が出来て初めて、引っ張りの悩みが解決したと言えますよね。

トレーナーは、お散歩の仕方やリードコントロールの仕方を教える事は出来ますが、実行するのは飼い主さんです。
飼い主さんとワンコの毎日の練習が絶対に必要なのです。

私は相談を受けると必ず最初にカウンセリングを行います。
家族構成や、飼育環境、飼い主さんやご家族のワンコに対する接し方、日頃のお散歩の仕方など、トータルでお話を伺って、問題行動の原因を探ります。
そうすると、ワンコに対して間違った認識や、接し方など色々と問題が見えてきます。
飼い主さんにはその認識を改めてもらう、或いは知ってもらうというところから始めることが多いです。
飼い主さんの生活スタイルというのもありますから、その飼い主さんご家族に合わせたトレーニングのプランを立て、ご提案をします。
そこからトレーニングが始まります。

ワンコの集中力は、犬種や個体差もありますが、せいぜい5分〜10分くらいと言われています。
ですので1回のトレーニングは効率よくできるよう心がけています。
同じ事ばかりしているとワンコも飽きてしまいますからね。

そして飼い主さんには、習得した事を毎日少しずつ練習していただきます。
その後数日〜1週間くらい空けて練習の成果を見せていただくのです。
飼い主さんが習得した事を出来ていて、ワンコに成果が表れていればよし。
しかし上手く出来ていなければやり直し、或いはやり方を変える・・・などなど。

この様な過程を考えると、たったの1回でハイ、終わり!という事にはなかなかならないというのがお分かりいただけると思います。
ワンコの問題やその程度により、トレーニングの回数も変わってきます。

ワンコと一緒にトレーニング

ワンコのトレーニング時には、飼い主さんへもワンコとの上手な接し方をお伝えしています。

飼い主さんには「トレーニング」というより、まずは人間と犬の理想的な関係性を知っていただく事から始め、それにより何故ワンコがこういう行動をするのか、ではどうすればこのような問題行動をしなくなるのか、を理解していただくのです。

日頃の飼い主さんのワンコへの態度、接し方などを見直していただかないと改善しない事も多々ありますので、その事を理解していただいた上でワンコとのトレーニングに入っていきます。

ワンコは、人間の2、3歳児くらいの知能があると言われています。
頭のいいワンコだと、もう少し高いかもしれませんね。
とすると、ちょっとした指示などは数回トレーニングすればすぐ出来るようになります。

では何故言う事を聞かなかったり、何回注意しても(問題行動を)やめてくれないのか?

これは、注意の仕方が間違っていたり、飼い主さんとの主従関係が出来ていなかったりなど、実は飼い主さん側の「知らずにやってしまっている行動」「良かれと思ってやっている行動」に問題がある場合がほとんどだと思います。

ワンコの事をすごく可愛がっているし、愛情をたっぷり注いで家族の一員として扱っているのに…。

皆さん、ワンコを飼っていらっしゃる方はきっとそうだと思います。
それはよ〜く分かります。
しかし、それがワンコを過剰に甘やかす事になり、ひいては問題行動を引き起こしているのだとしたら?

ワンコは家族の一員ですが、人間ではなくあくまでも「犬」です。
犬には犬の本能があります。
ワンコにもちゃんとした「犬の心理」が働いているのです。
それを知っていて飼うのと知らずに飼うのとでは、飼い主さんがワンコに与える影響も違ってきます。
その影響によってワンコに要らぬストレスを与えてしまっていたり、良かれと思ってやっていた事が結果的にワンコを不安にさせてしまっている、という事もあるのです。

ワンコが理解しやすい注意の仕方、褒め方をする

ではどんな事を飼い主さんに練習していただくのかというと、お散歩の仕方や、注意する時のタイミング、そして何より大事な「褒める」という行為をまずは覚えていただくのです。

注意しているようでワンコには伝わっていなかったり、逆に何をやっても褒めていることになってしまっていたり。
ワンコにとっては、何が良いことで何がダメなことなのかが分からなくなっている場合もあります。
その事を飼い主さんにきちんと理解していただく為にも、飼い主さんとのトレーニングは重要だと考えます。

ワンコは飼い主さんに褒められるのが大好き!
飼い主さんに褒められればワンコは嬉しい気持ちになります。
褒められたら誰だってテンションが上がりますよね。ワンコも同じです。

飼い主さんと一緒に楽しくトレーニングができれば、ワンコはすぐに色々なことを覚えられるようになるでしょう。
その様なワンコの変化は飼い主さんにもしっかりと感じられるはずです。

また、一緒にトレーニングをする事で、今まで分からなかったワンコの気持ちもきっとわかるようになってきます。
そして飼い主さんを信頼し、尊重し、きちんと指示を聞くようになったワンコは、飼い主さんにとって今まで以上に可愛い存在になると思います。

トレーニングを一緒にする事で、飼い主さんとワンコの絆がどんどん深まっていきますよ。

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ドッグトレーニング With Paw
(ドッグトレーナー・インストラクター)
中島由里子
神奈川県横浜市青葉区
TEL  070-4444-5199090-2542-5513
※受付時間 9:00〜18:00
E-mail withpaw@gmail.com
ドッグトレーニングWithPaw
中島由里子

編集後記

ワンコは大切な家族の一員。
特に家の中で一緒に暮らしていると人格さえ感じてしまう様な…

でも間違いなく、犬は人とは違う生き物です。
人と同じ様に接することが、大切なワンちゃん、ひいては一緒に暮らす飼い主さんにも大変なストレスの原因になることもあります。
違う生き物だからこそお互いに理解し合い、快適に幸せに側に居られる様にしたいですね。

ライター/ちこ

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