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世界基準のドッグトレーニング②

世界基準のドッグトレーニング②

今回も、飼い主さんとワンちゃんのハッピーライフの為のトレーニングを行なっている[ドッグトレーニングWithPaw]の中島由里子さんにお話を伺いました。

ドッグトレーニングは単に飼い主さんにとっての “良い子” を育成するものではなく、ワンちゃんにとっても楽しく幸せに暮らすために役立つものだということが よく解るお話です。

トレーニング方法について

トレーニング方法と言っても、◯◯方式とか決まったものは無いと思います。

私が提唱し実践する方法は、動物行動学に基づき、犬の心理にアプローチするメソッドですが、それは画一的なものではないのです。
基本的な考え方は同じでも、その犬や問題行動に対してトレーナーによってアプローチの方法が違う事もあります。
つまり、同じ問題を抱えた犬だから全部この方法で良い!という型にはまった方法は無い、という事です。
それはそのトレーナーの経験値や引き出しの多さによっても違います。
基本の考え方に、色々工夫して一番その犬に合ったやり方を見つけ出せるか、という事だと思います。

また、昔からよく行われていたトレーニングのしかたとして「力づく」の方法があります。
つまり、叩いたり蹴ったりして犬に解らせ、支配しようとする方法ですね。
特に大きくて力強い犬や、手に負えない犬に対してなされていたようです。

或いは「罰を与える」的なものも含まれます。
言うこと聞かないからケージに閉じ込めておくとか、エサを与えないとか。
これは犬にとっては何の意味も効果もないどころか、ただ恐怖を与えているに過ぎないのに、です。

残念ながら、日本のペット事情は欧米に比べて10年も20年も遅れていると言われています。
そのためか 未だに「力づく」或いは「罰を与える」トレーニング法を行なっている一部のトレーナーや一般の方も居るようですが、大抵のトレーナーは いわゆる「動物行動学」に基づいた理論を実践し、犬の心理に訴えかける「痛みや苦痛を伴わない」トレーニングをしていると思いますし、そう願います。

現在でも、犬の研究はまだまだ発展途上です。
欧米の大学で研究しされ、新たに分かった事も時折発表されています。
基本的な考え方を軸にして、常に勉強し、最新の情報を知り、より良いトレーニング方法を自分なりに模索していく事がトレーナーに求められる事だと思います。

全てのワンちゃんにトレーニングは必要?

トレーニングはできれば全てのワンコが受けた方が良いと思います。

ワンコって本当に可愛いですよね。
見ているだけで可愛いし、ホワホワの毛を撫でると癒されて幸せを感じます。
しかし
ワンコはぬいぐるみとは違います。
当然生きていて、キチンと世話をしなければならない。
そして当然「しつけ」もしなければなりません。
地域社会で生活していく上では、飼い主としてのマナーも問われます。

まずパピー(子犬)を迎えたら、できればパピートレーニングを受けさせるのが望ましいと思います。
「犬の社会化」という言葉を聞いた事があるかもしれませんが、パピーのうちに人間社会の生活に慣れるようトレーニングする事です。

同時に他のワンコとも触れ合わせ、犬社会のルールも覚えられるようにするのです。
そして段階を踏みながら色々な事を覚えさせ、飼い主さんとの関係性も図っていきます。

パピーのうちにトレーニングを受けておく事で、後々色々なトラブルを防ぐ事ができるのです。

犬のしつけとは

パピートレーニングなんか受けなくても、ちゃんとしつけが出来ればいいでしょう?と思われるかもしれません。
では「しつけ」とはどのようなものでしょう。
「しつけ」とは、単に「お手」や「お座り」「待て」が出来るようにする事ではありません。
「しつけ」とは、ワンコの命を守る為のものであり、飼い主さんを守る為にも大事な事だと私は思います。
命を守るとは、随分大げさな…と思われるかもしれません。
しかし、その様な事例は結構あるのです。

「しつけ」が上手くいかなかった場合のリスク

例えば、呼び戻しができなかったら?落ち着かせてお座りをさせる事ができなかったら?
何かの弾みで首輪が外れる事があります。
その時、ワンコが走り出して道路に飛び出してしまえば、車に轢かれて命を落とす危険がありますね。

例えば、拾い食いをしてしまうコだったら?
体に有害なモノ(タバコの吸い殻や人間が落とした食べ物など)を食べてしまい、命の危険に晒される事もあります。

お家の中にも危険はあります。
例えば、イイコにお留守番ができなかったら?
家の家具をかじったり、リモコンをかじって中の電池を食べてしまったり、ゴミ箱を漁って中の物を食べたり、クッションを破いてめちゃくちゃにしたり。ウンチやオシッコをそこら中にしたり…。
考えただけでも悲惨です。

これはほんの一例ですが、この様に一歩間違えばワンコの命に関わる事や、飼い主さんが仕事から疲れて帰って来たら、家中がめちゃくちゃになっていた、など飼い主さんがストレスを抱える事も多々あります。

「なんでこんな事するの?」「どうして言う事聞いてくれないの?」「このコは何を考えてるんだろう?」と、悲しくなってしまいますよね。
可愛くて自分や家族を癒してくれる存在なのに、ストレスの原因にもなっている…。
ワンコとこの先 何年も一緒に生活していくのに、ずっとこのストレスに晒されたままで良いのでしょうか。

実はこのように問題行動をするワンコの方にも、相当のストレスがあります。
ストレスや不安があるからこのような行動をするのです。

ワンコも飼い主さんもストレスを抱えたままの生活をこの先ずっと続けていて良いのでしょうか。
幸せなワンコライフとは程遠いような気がします。

そこでトレーニングが必要となります。
上手く「しつけ」ができなかった場合でも、きちんとトレーニングをすれば解決できる事ばかりです。

例えばワンコの吠えが原因でご近所トラブルになったとします。
その場合は飼い主さんも専門家を呼んでトレーニングをお願いするかもしれません。
他人に迷惑をかけたくないからです。住み辛くなってしまいますものね。


しかし、家の中がめちゃくちゃにされるという事だけならどうでしょう。
他人に迷惑はかけてないし、自分が我慢して毎日掃除すればいいから…とトレーニングしようとは思わない飼い主さんが多い気がします。

トレーニングとは、単にワンコの問題行動を治すという事だけではありません。
トレーニングとは、飼い主さんとワンコの絆を深める作業でもあると思うのです。
トレーニングを飼い主さんと一緒にする事により、ワンコは飼い主さんを信頼し、尊重する事を学びます。
飼い主さんに従順になり、喜んで言う事を聞くようになるのです。
そうするとお互いの絆も深まり、益々ワンコが可愛くなるでしょう。

お散歩に行って他のワンコに会った時も、上手に挨拶ができるようになればワンコも充実します。
叱られる事が無くなり、褒められる事が多くなったワンコは毎日がハッピー!
飼い主さんも、ワンコが可愛くて毎日が楽しく幸せに過ごせるようになると思います。

もちろん、まったく問題の無いワンコも居るでしょう。
ワンコの性格もあるかもしれませんが、飼い主さんがしつけ方をよく知っていて、ワンコとの信頼関係もあり、リーダーシップを取れている場合です。

しかし少しでも心配や不安、ストレスになっている事があるとすれば、トレーニングは必要だと思います。
ワンコと飼い主さんのハッピーライフの為に。

ドッグトレーニング With Paw
(ドッグトレーナー・インストラクター)
中島由里子
神奈川県横浜市青葉区
TEL  070-4444-5199090-2542-5513
※受付時間 9:00〜18:00
E-mail withpaw@gmail.com

編集後記

トレーニングとは、飼い主さんとワンコの絆を深め、お互いが安心して暮らすための作業でもあるのですね。

余談ですが、今は虹の橋の向こうに居る筆者の愛犬は、生後ひと月で我が家の子になりました。
8週齢規制というものがあるように、犬(猫)は生後2ヶ月までは親や兄弟たちと一緒に過ごす事が社会化のために望ましいのですが、余りに幼い時期に親元から離してしまったためか、愛犬は少し問題行動がある子でした。
可愛さのあまり甘やかしてしまったことも良くなかったのだと思います。

それでも私たち家族は愛犬の問題行動も含めて全てが愛しく、共に過ごした日々はとても幸せでした。
ですが、適切なトレーニングを受けていれば、愛犬自身はもっと楽しくストレス無く過ごせたのではないか…と、中島さんのお話を聞いて思いました。

一緒に暮らす人間のためだけでなく、何より大切な“ウチの子”のために、トレーニングを受けるという選択肢を持っていると良いかもしれませんね。

ライター/ちこ

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