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猫の食中毒について

猫の食中毒について

前回の記事は、夏の食中毒についてお伝えさせていただきました。今回の記事では、猫ちゃんが食べてしまうと食中毒になってしまう食べ物について、お伝えさせていただきます。

食べると危険な食べ物

少量でも食べてしまうと、中毒に陥る可能性がある食べ物は下記です。

・にら、ねぎ、玉ねぎ、にんにく
ねぎ類を摂取すると、アリルプロピルジスルフィドという物質が体内に入ります。この物質は、猫ちゃんの赤血球を壊してしまい、赤血球が壊れたことによって貧血、食欲不振、呼吸困難、血尿、嘔吐などの症状が引き起こされます。なお、調理しても毒性は消えないので、ねぎ類が具材に入っている時はご注意ください。

・チョコレート
テオブロミンやカフェイン等が体内に入ることで、直接的に心臓の筋肉と中枢神経系を刺激します。摂取後1~2時間で落ち着きが無くなり、興奮状態になります。摂取後2~4時間で嘔吐や下痢、呼吸の乱れが起こり、発熱を起こし重度の場合は、全身性の痙攣発作が生じて、死に至ることもあります。

・アボカド
果肉に含まれる「ペルシン」という成分を人間以外の動物が食べると、嘔吐や下痢、呼吸困難などの症状を引き起こすと言われています。摂取して問題ない量はまだ解明されていないようなので、とにかく食べないようにすることが大切です。

・トマト
果実よりも、芽や葉を誤食すると、嘔吐、腹部の痛み、血便、下痢めまい、口内の乾燥、呼吸困難などを引き起こすことがあります。

食べ過ぎると危険な食べ物

猫ちゃんに食べさせたいなと思った時に、与える量に注意が必要な食べ物は下記です。

・レバー
ビタミンAやB群が豊富に含まれていますが、脂溶性であるビタミンAには過剰症がありますので、大量に与えてはいけません。

・生の卵白
アビジンというタンパク質がある種のビタミンの吸収を阻害することで、食欲不振や皮膚炎、脱毛といった症状を起こす事があります。タンパク質は熱で壊れるので、あげる際に白身は熱を加えてください。

・牛乳
人が飲む牛乳は、猫の母乳に比べてタンパク含有量や脂肪の含有量が多くなっています。また、牛乳の中に含まれる乳糖は、猫ちゃんが牛乳を飲むと消化しきれず下痢をすることもあります。猫ちゃんにミルクを与える場合は、必ず猫用のミルクを選びましょう。

・青魚(サバやイワシ等)、マグロ
サバやイワシなどの青魚やマグロを大量に長期間食べてしまうと、脂肪が黄色くなる「黄色脂肪症」という病気になってしまいます。これは皮下脂肪や内臓脂肪に炎症が起こり、発熱や強い痛みを引き起こす病気です。

今回取り上げた食べ物以外にも猫ちゃんにとって毒素が入っている食べ物があります。市販されているキャットフード以外をあげる際には、都度確認してあげた方が猫ちゃんにとって優しい選択になりますよ。

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