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■犬と人間社会

■犬と人間社会

可愛いだけじゃない☆

大切な可愛い家族として存在しているだけでなく、鋭い嗅覚や聴覚など人が持ち合わせていない能力を生かし、さまざまな分野で活躍しているワンちゃんがいます。

『どんな役割のワンちゃんがいるのかな?』と調べてみたら、活躍の場はかなり多岐に渡っていました。

例えば、人間の4千倍とも6千倍とも言われる犬の嗅覚等の能力を活用し、特殊な訓練を受けた警察犬・災害救助犬・麻薬探知犬。

狩猟の際、獲物の場所を猟師に示したり、獲物との格闘や回収をする猟犬。

もっと身近なところでは、盲導犬・聴導犬・介助犬など、障害のある方の生活をサポートする補助犬。

楽しく触れ合いながら心と身体のリハビリテーションを補助する “ドッグセラピー” のプログラムで活躍するセラピードッグ。

糖尿病患者が低血糖になったときに知らせてくれる低血糖アラート犬。

呼気や尿から癌の有無をかぎ分け知らせる癌探知犬。

あまり一般には知られていないところでは、熊を傷つけずに人を守るベアドッグという役割を持つ犬も。

これは熊の匂いや気配を察知するための特別な訓練を受けた犬で、スタッフの指示に従い大きな声で吠えたて、熊を森の奥に追い払うことができるそうです。特定非営利活動法人ピッキオさんのHPより)

他にもシロアリ探知犬(!)爆発物探知犬(!!)、過去にはハブ探知犬というものもあったようです。

その嗅覚の鋭さで色々なものを探知してますね。

最近では高級食材のトリュフも犬の能力を活用して収穫されているそうです。

私、トリュフは豚が探すものだと思っていました。

でも豚は、探し当てたトリュフを食べてしまうことがあるため、役割が犬に引き渡されつつあるようです。

役割と犬種

様々な場面で力を発揮しているワンちゃんたちですが、それぞれの役割によって活躍している犬種は様々です。

警察犬を例にあげると、都道府県警察が直接飼育し、管理・運用する “直轄警察犬” には犬種の指定があります。

ですが、一般の人が飼育管理し訓練をしている “嘱託警察犬” には指定犬種以外の犬もいます。

なかにはトイプードルやチワワという小型犬も。

小型犬には、小さな体を生かした捜索救助や、防犯イベントでの活躍が期待されているということです。

もう一つの例として、セラピードッグは比較的 向いている犬種というものは無く、そのワンちゃんの性格に寄るところが大きいようです。

捨て犬から役目を担う使役犬に

2015年、青森県つがる市の保健所に収容された当時まだ生後半年ほどの小さな子犬がいました。

マズルには、ヒモできつく縛られた痛々しい傷があったそうです。

幸いある女性に引き取られナッツと名付けられたその子犬は、飼い主さんになった女性が警察犬訓練士と出会ったことがきっかけで嘱託警察犬になりました。

また、夢之丞(ゆめのすけ)は有名な災害救助犬。

彼は野良犬として保護された雑種のオスです。

元保護犬が社会的な役目を持つようになったことが珍しかったため、一時かなり話題になりました。

最近では元保護犬がセラピードッグや救助犬になることは珍しくなくなりつつあります。

国際セラピードッグ協会では、捨て犬や東日本大震災により被災し行き場を失った犬達を救助して、セラピードッグに育成しています。

日本レスキュー協会では、『檻の中にいる犬たちが殺処分を免れ福祉施設で活躍できたとすれば、私たちの社会にとっても犬たちにとっても幸せへの大きな一歩になる』との考えのもと、セラピードッグの育成に当たるなどしています。

犬の能力には、血統書付きとか保護犬とか雑種とか、あまり関係無いですね。

互いに幸せ

そう言えば

これはネコちゃんのお話なのですが、いつかテレビ番組で「飼い猫が急に元気を無くしてしまった」という相談をしているのを見ました。

そのネコちゃんは割と高齢だけど、家の外に出たりして元気に暮らしていました。

でもある時からあまり外に行かなくなり、元気を無くしていったそうです。

病院に連れて行っても特に病気は見つかりません。

それからの詳細は忘れてしまいましたが、、

元気を無くした原因とされたのは、ネコちゃんが日課にしていた “仕事” を失ったことで気力を無くしてしまったのでは?ということでした。(ネコちゃんが日課としていた仕事が何だったのかも忘れてしまいました💦

そしてその後、ネコちゃんには、高齢者施設の訪問という新たな “仕事” が見つかりました。

それ以来、ネコちゃんはまた元気に出かけるようになったそうです。

しかも元気になったのはネコちゃんだけではありませんでした。

施設の入居者の方たちも、ネコちゃんとの触れあいで笑顔が増えたのです。

ネコちゃんも人も、お互いの存在で元気になれるとは素晴らしいですね!

番組の最後に映し出された、ネコちゃんが姿勢を正し、一匹で施設に向かって歩いていく後ろ姿がとても印象に残っています。

そのネコちゃんだけでなく、ワンちゃんも誰かに必要とされていることでハリのある生活が送れ、より元気でいられるのかもしれません。もちろん人も。

嗅覚、聴覚、頭の良さ、可愛いさ、癒し力。

ワンちゃんの家庭での癒しの力や、人と共に活動するパートナーとしての能力を活用することは、人にとってもワンちゃんにとっても幸福感や活力を生み出しています。

上手に付き合って、お互いにとってのハッピーライフを送っていきたいですね。

ライター/ちこ

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